与謝野町(京都府、丹後)の自然が醸し出す豊かでやさしい色彩
手間暇をかけて紡ぐ絹糸で景色を描きます
登喜蔵の着物と帯は全て一点物です
丹後大江山に自生する、山桜、藤、椿、ヤシャブシなどの「植物の旬」の時期を感じながら採取し、繭と絹糸を「山の湧水」を使い染をしています
染の様子の動画があります
「ずり出し」と呼ばれる最古の紡ぎ技法で
草木で染めた繭を一粒一粒、大切に
繭と対話するように紡いでいきます
工程の動画があります
一越一越、糸の様子を見ながら織り上げます
動画は帯を織る様子ですが、着尺を織る時の様子はまた違います
糸の手配の遅れから2022年は織は出来ませんでしたが染を続けて準備を進めていました。
今年に入り何とか着物の織をすることができました。
6反の着物を織ることができました。
織りを進めながら季節に合わせて植物の様子を見ながら染の作業も進めることができました。
来年も織りが出来るように染の段取りもできています。
展示会等への出展は少なくなりますが、2024年3月29日~31日に開催の「東京キモノショー」に出展させて頂きます。
2024年11月には鎌倉での展示会も予定しております。
染をすると体力の低下を感じる今日この頃ですが、今までよりも時間のゆとりをもって仕事に向かい、なるべく長く物作りを続けていけるようにしたいと思います。
これからも宜しくお願いいたします。
登喜蔵